住吉神社 名越大祭

全国に2129社ある住吉神社の中でも、最初の神社と言われている博多の住吉神社。
年中を通していろんな行事が行われています。

普段、よく参拝していますが、行事の時に訪れたのは初めて。

 



 

 

7月30日〜8月1日は「名越大祭(なごしたいさい)」期間中。

名越とは、邪神(疫神・荒ぶる神)を和める意からきたもの(「夏越」とも書く)。

住吉神社の御神徳である「禊(身をそぎ穢を落とす)・祓(心・精神を清める)」の御霊験を仰ぐ神事だそうです。

 


南参道の鳥居にはたくさんのちょうちんが。
なんだか楽しげ♪
誘われるように中に入ると


ビール苑も出現していました。
7月30日・31日は、年に一度、南参道をビール苑として開放しているのだそうです。

 



 


参道には水彩画教室の生徒達が作った灯篭が飾られていました。

 


タイミングがいいことに、子供みこしと遭遇しました。

 





子供たちとそれを見守る地域の人達。
こぢんまりとしたものでしたが、ほっこりする風景でした。

 

正面の鳥居をくぐって中に入ると、
懐かしい風鈴がたくさん飾られていました。



 


風鈴って見て音を聞くだけで涼しげに感じるから不思議です。

 

 



「茅の輪くぐり」の輪がありました。

「茅の輪くぐり」とは、
茅[かや ]でつくった輪をくぐると、厄が祓われ、その年をつつがなく過ごせるという神事です。
輪の横に「右回り2回、左周り2回…」と、くぐり方が書いてあったので
そのとおりにくぐってみました。

 

 

 


本殿の横には氷に閉じ込めた薔薇の花が。
涼やかで綺麗です。

 


角度によって花の見え方が違うのがまた面白い。

 


凛々しいお顔の狛犬。

 


ちなみにここの本殿は
筑前福岡藩初代藩主・黒田長政が元和9年(1623年)に再建したもので
国指定の重要文化財です。

 


こんな船が展示されていて、何かなあと思っていたら
25年に一度開催される式年遷宮(しきねんせんぐう)の時に、
神様を乗せる神輿(みこし)、御神幸(ごしんこう)なのだそうです。

 

神輿がなぜ船なのかというと、海の神様を祀っているから。
なぜ海の神様かというと、鎌倉時代は住吉神社の前まで海が入り込んでいて、
元々の建物は海に向かって建てられていたそうです。
その頃は天神も中州も、現在の福岡都心あたりはすべて海だったそうです。
へえ~。

 


幼稚園の子供たちが絵を描いた灯篭もありました。

 



 

 

かわいい鯛のおみくじがあったので引いてみました。


よか鯛みくじ 一匹300円です。

 

鯛みくじの引き方を読むと、
おおっ。これは釣るんですね!

かわいらしい釣竿と小さなアミが置いてあります。

 


年配のご婦人が見守る中、引いて、いや、釣ってみました。
なかなか釣れなくて、ちょっと焦りましたが、なんとか釣れました。

こんな遊び心があるおみくじも楽しくていいですね。

 



 





茅の輪もくぐったし、
鯛みくじも引いたし(おみくじの内容はう~んな内容でしたが)、

 

これで幸せになれるハズ。

 

 


最後に住吉神社では8月31日まで朝6時半からラジオ体操をやっているそうです。
私が早起きが得意だったら参加したいところですが、
…無理です。

くらよし絵画教室

福岡県小郡市の絵画教室、臨床美術教室(アートセラピー)。子ども、大人、親子対象。 絵画教室では絵を描く経験の積み重ねをすることで、表現が豊かになり、描きたいものが描けるようになっていきます。 臨床美術教室では、上手下手関係なく、楽しく創作活動をすることで脳がいきいき心が元気になります。 アートを生きる力に!

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