子ども絵画教室の見学 久留米市総合福祉センター

久留米の長門石にある、久留米市総合福祉センターで開催された、夏休み障がい児絵画教室を見学させてもらいました。

会場の大会議室に入ると青いビニールシートが床いっぱいに広げられていました。

これなら汚れることを気にせずに思いきり描けそう。

大きな模造紙が子ども達に配られました。

 

絵を指導される先生はまず一人一人に声をかけてから、

では自由に描いてください~と促します。

 

子ども達は自分のペースで、思い思いの絵を描きだしました。

 

大きな筆でためらうことなく、のびのびと絵を描く子。

大きな紙の隅の方に、小さな女の子の絵やキャラクターを何人も描く子。

お母さんと相談しながら、ゆっくり紙に色をのせていく子。

鉛筆で丁寧に下書きをしている子。

それぞれが、それぞれの絵を描いていきます。

 

もう、見ている私がワクワク♪

やっぱり子供たちの絵はいつ見ても素晴らしい。

 

飛び込みの見学だったため、写真は遠慮して撮りませんでしたが、
本当に皆の絵を見せてもらって、私が一番楽しかったです。

 

最後に子どもたちが自分が描いた絵をもって前に出て皆に見せます。
先生がやさしく絵について質問して、みんなで拍手。
絵を描き終わった子どもたちの顔は誇らしげで嬉しそうでした。

 

絵を描く→ 絵を見せる → 褒めてもらう ということは、
自分の存在の肯定 になるんだと思います。

 

金子みすずの「わたしと小鳥とすずと」の詩の中に、
「みんなちがって、みんないい」という言葉がありますが、
本当にその通りだなと思いました。

 

私自身の人生もそんなふうに自分のペースで生きていきたいなと思いました。
まあ、今でもたいがい、自分のペースで生きてはいますが。

 

そして、今日見学させてもらったことにより、この頃強く思っていたことを確信した日となりました。

 

絵に関することに携わる時は、自分のココロが喜んでいるのを感じます。

 

絵を教えることがしたいのです。

絵が好きな人にはもちろん、そうでない人にも。

誰もが絵を楽しめるような場を提供できたらと思います。

絵を描くことに対する皆の意識の敷居を低くして、気軽に絵やアートに触れて、右脳を活性化させるような感じ。

 

 

私は絵の力を信じています。

人生は絵を取り入れることによって、より良い方向に向かうような気がするのです。

 

 

絵ではなくとも、音楽やその他いろんな創造的なものも同じようにパワーがあると思いますが、

私は自分の一番好きな絵というジャンルで、社会ともっと繋がっていきたいと思います。

その為には少しずつ歩き出さないと。

 

 



そんなことを思いながら、長門石から西鉄久留米駅まで歩いて帰ってきました。

 



途中、梅林寺に寄り道。

 



 


JR久留米駅のからくり時計

 



 



かなり暑かったので、JR駅近くのライオンカフェに寄ろうと思ったら、
店休日でした。残念。

 


井筒屋跡。更地になっていました。
なんかガラーンとしていて寂しい感じがしますね。

 

 


結局、いつもの西鉄駅近くのドトールでデザートを。
ここでのんびりしていたら、ものすごい雨が降ってきたので、
雨が止んでから帰りました。

くらよし絵画教室

福岡県小郡市の絵画教室、臨床美術教室(アートセラピー)。子ども、大人、親子対象。 絵画教室では絵を描く経験の積み重ねをすることで、表現が豊かになり、描きたいものが描けるようになっていきます。 臨床美術教室では、上手下手関係なく、楽しく創作活動をすることで脳がいきいき心が元気になります。 アートを生きる力に!

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