ペコロスの母に会いに行く ~小郡での試写会~

9月12日土曜日。

母から誘われて、「ペコロスの母に会いに行く」の試写会に行ってきました。

11月16日の公開に先駆けての試写会です。

 



 

 

小郡市三沢にある、医療法人 寿栄会 本間病院の30週年記念事業だったようです。

こちらの病院では音楽療法なども取り入れられており、

絵画療法を学んでいる私としても、一度見学させていただきたいと勝手に思っている病院でもあります。

 

 

当日は博多で飲み会後の朝帰りだった私。(またもや終電を逃してしまった…)

母に途中で眠るかも~といいながら、リアルゴールドを飲んで試写会に臨みました。

一緒に行った母は呆れ顔(^^;)

 

 

面白そうな予感はしていました。

そして本当に面白かった。

眠気なんて一気に吹き飛び、涙腺の弱い私は終始うるうる、涙ぽろぽろ。

 

 

認知症のお母さんの愛おしいこと。

ちょっとダメな感じの息子とその長男(孫)の認知症の母に向ける、まなざしの温かいこと。

長崎の坂の上からの眺め、ランタン祭りの長崎の街の美しい映像、長崎弁ばりばりの方言のあたたかさ。

全て心にガンガン響きました。

 

 

笑って泣いて、また笑って。

見終わった後はほっこりした気分になっていました。

 

 

試写会後はW主演の一人、女優の赤木春恵さん、脚本家の阿久根知昭さんが舞台挨拶をされました。

赤木さんの89歳とは思えぬ上品さ、美しさ、

そして、おだやかな話しぶりに、さらに気持ちがほっこりしました。

 

 

監督も出演者も長崎出身の方を多用したとのこと。

原田貴和子さん、原田知世さん姉妹も長崎出身です。

脚本家の阿久根さんは福岡出身。

ばりばりの長崎弁も、私には普通に理解できました(^^)。

 

 

とにかく、本当にいい映画でした。

私がめずらしく何度も見たいと思った映画です。

 

 

高齢化社会の現在、生きていく上で避けられない問題である認知症。

重く語られがちなテーマ(実際に重いテーマ)ですが、

この映画は、こういった見方や考え方をすると少し楽になるよという提案の一つとして

是非たくさんの方に見ていただきたい映画です。

くらよし絵画教室

福岡県小郡市の絵画教室、臨床美術教室(アートセラピー)。子ども、大人、親子対象。 絵画教室では絵を描く経験の積み重ねをすることで、表現が豊かになり、描きたいものが描けるようになっていきます。 臨床美術教室では、上手下手関係なく、楽しく創作活動をすることで脳がいきいき心が元気になります。 アートを生きる力に!

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