きやま創作劇の鑑賞とFCAT総会と忘年会

昨日の午前中は絵画教室の生徒が出演している劇を基山町民会館に観に行きました。

「八ツ並の姫〜観音様になったお姫様〜」
なんと!主役のお姫様役です。

小郡市の近くの町、きやま町はここ数年、町の歴史に基づいた創作劇を町民で企画して公演しています。もちろん出演者もきやま町の老若男女。町長さんも子供の格好で出演したりと結構楽しい劇なのです。

私の絵画教室の生徒が出演している関係で、私も毎年観に行かせていただいています。

去年の創作劇の「ホタル列車」も感動しましたが、今年はとても悲しい結末のお話で、途中から涙が止まりませんでした。
実家と嫁ぎ先の争いの狭間で苦しみ、嫁ぎ先を追われたお姫様。実家に帰ることも許されず、赤子を抱えて彷徨い歩き、最後は井戸に赤子もろとも落ちて死んでしまう。姫の死をもって両家は争いをやめ、姫は人々の幸せを祈る観音様となって今も皆を見守り続けているというお話。

お姫様役の彼女が小学生だというのを忘れるほどの演技力に脱帽!
親バカならぬ先生バカかもしれませんが、将来は大女優になるかも?と勝手に妄想しながら観ていました(^^)
表現するという意味では、絵を描くことも演じることも根っこの部分は同じことなのでしょう。これからの活躍も楽しみです。

町民会館の駐車場が空いてなくて、基山総合公園を通り過ぎて、東明館高校のグランドが臨時駐車場になっていました。うーん、遠い。
ここに東明館高校があったのか…と今頃気づく。
紅葉と校舎と時計。絵になる風景。
この日は雨。
雲が下まで降りてきていました。


観劇の後は慌てて福岡に移動。
福岡臨床美術士会(FCAT)の総会に滑り込み、その後は天神の「梅の花」に場所を移して楽しい忘年会でした。

総会では今年一年の振り返りの時間もあり、メンバーそれぞれ実り多い一年だったようです。私も来年も頑張ろうという気持ちになりました。

梅の花の個室。落ち着いた雰囲気でした。扇型の臨床美術のプログラムもあったらいいのに…と思ったり。

梅の花の入り口付近に飾られていた招き猫。
こういうクセのある招き猫が大好き。
私の招き猫コレクションに加えたくなります。

帰りの西鉄電車で事故の影響で筑紫駅で足止め。運転再開まで時間がかかりそうだったので、ブログの更新をしつつ待機していると、思ったより早く開通してくれたので助かりました。

タクシー待ちの間に小郡駅前のイルミネーションをパチリ。なんとなく寂しいイルミネーションだなと思ってしまうのですが、寒空の中でそれなりに美しく見えました。

今年もあと少し。こうやってバタバタと過ぎていくのですね。

くらよし絵画教室

福岡県小郡市の絵画教室、臨床美術教室(アートセラピー)。子ども、大人、親子対象。 絵画教室では絵を描く経験の積み重ねをすることで、表現が豊かになり、描きたいものが描けるようになっていきます。 臨床美術教室では、上手下手関係なく、楽しく創作活動をすることで脳がいきいき心が元気になります。 アートを生きる力に!

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