下関、門司へ ~下関編~
往復2700円で下関と門司を同時に観光できて、お店の割引特典もついているお得な切符です。
天神バスセンターから高速バスに乗って行きました。
まずは下関から行くことに。
1時間40分ほどで唐戸市場に着きました。
よくグルメ番組で紹介される有名な市場です。
唐戸市場に来たのは久しぶり。
ちょうどお昼時だったので、たくさんの人で賑わっていました。
市場の中の各お店には握り寿司や海鮮丼、天ぷらなど、新鮮な魚料理が格安でずらりと並んでいます。
わーい。たくさん食べるぞ~と思いきや、Iさんからまさかの一言が。
「大丈夫かなあ。」
「へっ?」
聞けば生ものは体質上あまり合わないことが多いとか。
食べたいのに食べれないのがつらいとのこと。
目の前のごちそうを前に、完全なおあずけ状態の私。
市場をぐるぐる2回ほど未練たらしく回った後、Iさんも食べれそうなものがあるお店へ移動することにしました。
市場の側にあるカモンワーフの1階の「北海釜めし 林家」さんへ。
ふく汁 400円。
沈んで見えませんが、中にはふくが入っています♪
やっぱり美味しい。
鮮やかな赤が青い空に映えてきれいです。
ここは源平壇ノ浦の合戦で平家が敗れた時、
二位尼(安徳天皇の祖母 時子)に抱かれて数え年8歳で入水した安徳天皇を祀っている神宮です。
平家一門のお墓や、耳なし芳一の像もあります。
平家物語に建礼門院(安徳天皇の母)が見た夢の話が載っているそうです。
安徳天皇が夢の中で二位尼ととても楽しく遊んでいたので、
二位尼にそこはどこかとたずねたら、龍宮城だと答えたと。
幼くして悲しい最後を迎えた安徳天皇の御霊をなぐさめるために
赤間神宮は龍宮城を再現して龍宮造りにしたのだそうです。
拝殿内には水庭があり、厳島神社を連想しました。
毎年3月3日にはここで曲水の宴があり、奉納された紙雛を神宮前の関門海峡へ流すという
平家雛流しの神事が行われているようです。
当日は結婚式の撮影が行われていて、
鮮やかな花嫁衣裳が境内の赤と調和してとてもきれいでした。
ここで狛犬チェック。
筋肉質でりりしい狛犬。
神宮内から外を見たところ。
ふくの像が世界一ではなくて、下関のふくが世界一という意味合いみたいです。
以前20代半ば頃、この像の前で写真を撮ったことがあったなあと思いだしました。
懐かしい~。
亀の口から水が吐き出されている姿が愛らしい。
中は黒あん、外はしっとりパイでとっても美味しかったです。
母にも好評でした。
下関のお土産に是非お勧めします。
あと、大好きなひれ酒用の焼ひれを購入。
これで自宅でひれ酒できるなんて夢のよう~。
関門連絡船の切符も「ふくふくレトロきっぷ」についていました。
後ろに見える黄色の船は巌流島行きの船です。
10分ほどで行けるようです。
巌流島は宮本武蔵と佐々木小次郎が決闘した島です。
決闘から401年目にあたるようで、400周年イベントが行われているようです。
無人島らしく観光するものがそんなにあるとは思えませんが、ちょっとだけ行って散策するのは楽しそうです。
気軽に行ける無人島っていいですよね。
でも今回は巌流島には行かず、門司行きの船から船を眺めるだけでした。
今度行ってみたいなあ、巌流島。
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