下関、門司へ ~門司編~

下関から門司へ船で10分ほどで着きました。
ちょっとした移動でも、違う乗り物に乗るのは楽しいものです。

 


着くとすぐにJR門司港駅が見えました。

現在改装工事中。

 

 




なので、ちらっとしか見れませんが、
大正3年開業の木造2階建ての駅舎です。
年月を感じる、まさにレトロな雰囲気のある駅ですね。

 

 




こちらは大正10年建築の旧門司三井倶楽部
1階はレストランで、2階は アインシュタインが宿泊した部屋や
林芙美子に関する資料などが展示されているようです。

 

 

 



海沿いには海峡プラザがあり、雑貨店や飲食店などがずらりと並んでいました。

 

ここからの眺めは面白いですね。
右のタワーは門司港レトロ展望室があるタワーです。

 

 

お土産物屋さんにはバナナ味のお菓子がたくさん。
そう、門司港はバナナのたたき売り発祥の地なのです。
ここでまたIさんの驚きの言葉が。
「バナナも苦手」
「えっ?」

 

ということで、バナナものには手をつけず、
お土産屋さんの隅にあった喫茶店「グリーンゲイブルズ」という
赤毛のアンをテーマにした洋菓子と紅茶のお店でお茶することに。




ロールケーキが想像以上にもっちりしてて少し驚きましたが
美味しかったです。
お客さんがひっきりなしに来ていたので、人気のお店のようでした。

 

 

 




遠くに見えるのが旧門司税関
ここら辺を歩いているとき、海風が強くて冷たいので
どこかに避難しようとして入ったのが旧門司税関でした。

 

明治45年に煉瓦造り瓦葺2階建構造で建設されたものを
平成六年に北九州市が建物の復元を行ったものだとか。
昭和初期までは税関庁舎として使用されていたそうです。

 

入場無料でお雛様が展示されていました。
門司ではちょうど「ふぐと灯りとひなまつり」が開催中。
3月24日まで。


見事な雛飾りがたくさん。

 

 



上品なよいお顔をされています。

 

 



上からつるされている、ふくのモチーフもかわいいですね。

 

 




ひな人形に遠慮するように、ひっそりと、
でも体がでかいので、とっても目立ってる犬のキャラがいました。

 

税関イメージキャラクターの「カスタム君」

 

麻薬探知犬をモデルとした税関イメージキャラクターで、
英語で税関をCUSTOMS(カスタムス)ということから名付けられたそうです。
密輸防止の街頭キャンペーンや税関展など、様々な場において税関の広報活動に貢献しているとか。
なかなか勇敢なキャラなんですね。

 

 

せっかく室内に入って身体が温まったのですが、閉館間際になったので別の建物に移動することに。

お土産物などいくつか見て、たどりついたのが、



ここです。
入ったのは後ろのタワーですが、前のレトロな建物は国際友好記念図書館です。

 

中国の大連市との友好都市締結15周年を記念して
ロシア帝国が明治三十五年に大連市に建築した東清鉄道汽船事務所を、そっくり複製して建築されたものだそうです。
一階はレストラン、二階は中国・東アジアの文献を収蔵した図書館、三階は資料展示室になっているそうです。

 

 

さて、後ろのタワーは建築家の黒川起章氏が設計した高層マンション「レトロハイマート」です。
その31階が門司港レトロ展望室となっています。



関門海峡が見えます。

 

 



 

 



こちらにもひな人形が展示されていました。

 

 

門司港名物の焼カレーも食べたかったのですが、
今回は断念。
お腹いっぱいでもあったし、Iさんがカレーもそんなに好きじゃないとか。
うーん、今回は食の部分でかなり無理があったかな。

次回はIさんの食べられるもの、好きなものがたくさんあるところへ出かけようと思います。

 

それにしても下関と門司、風情の違う2つ街を同時に楽しめるのが魅力的でした。

くらよし絵画教室

福岡県小郡市の絵画教室、臨床美術教室(アートセラピー)。子ども、大人、親子対象。 絵画教室では絵を描く経験の積み重ねをすることで、表現が豊かになり、描きたいものが描けるようになっていきます。 臨床美術教室では、上手下手関係なく、楽しく創作活動をすることで脳がいきいき心が元気になります。 アートを生きる力に!

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