第25回ふくおか県障がい児者美術展
福岡県庁で展示されている「第25回ふくおか県障がい児者美術展」。
私の絵画教室の生徒さんも今回初めて作品を出されたので、昨日見に行きました。
「とことん輝く」というテーマが漠然としていて難しかったのですが、それぞれの好きなものを描いてもらいました。
今回入賞は逃しましたが、展示された絵を見て改めて、それぞれしっかりと描けていて存在感がある作品になっているなぁと思いました。
ガラスが光って見えにくいですが、夜空にきらめく花火。淡い優しい色合いと玉のような花火が美しく描けています。
花の絵を描くのが大好き。上に伸びた向日葵の花がひときわ力強く輝いています。
動物の絵を描くのが好き。ほぼクレヨンだけで描かれます。重なりあったクレヨンの色合いが素敵。
宇宙が好きだということで宇宙にまつわるものを描きました。色も絵もインパクト大!
電車関係が好きで、SLも大きくどーんと描いてくれました。黒い色面の迫力がありますね。
こちらは小学生の部。
青空の下に広がる向日葵畑を爽やかに描いています。
この子はなんと、全国の絵画展で別の絵が特賞に選ばれました!
素晴らしい。
日頃から熱心に絵を描くことに取り組んでいる成果ですね。
その絵はまた後日ご紹介します。
出展者の障がいの内容は人それぞれ違います。
一枚の作品から、それぞれの制作現場で様々なアプローチや工夫がされたんだろうなと感じることができました。
今後も一人一人の個性が活かせるような声かけやアプローチをしていきたいと思います。
ひとつだけ気になったのは額縁の色。皆さんの絵をより引き立てる白色の額縁を用意してもらうようにアドバイスをしていたらよかったなぁと反省しました。
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