シャガール展

昨年から福岡市美術館で開催されていたシャガール展

まだ来年まであるから、とのんびり構えていたら、

あっという間に終了間近となり、8日に慌てて行ってきました!


こちら、福岡市美術館前にある草間彌生さんのオブジェ、水玉のかぼちゃ。
一度見たら忘れられない強力なインパクトのある作品です。

っていうか、草間さん自身も彼女の作品同様、かなりインパクトのある方です。
草間彌生さんのホームページはこちら

で、本題のシャガール展。

以前も大規模なシャガール展を福岡市美術館で見たことがありますが、
今回はシャガールをロシア美術史の視点から捉えての展示だったので、
新鮮な驚きと発見がありました。

今まで、単に幻想的だと思っていたシャガールの絵が、
実はキュビスムやフォーヴィスムなどの抽象的手法に
かなり影響を受けていたということがわかりました。

また、シャガールが手がけた、歌劇「魔笛」の舞台美術や衣装のイラストも展示されていました。
キラキラ光る布を貼ってコラージュされたイラストはどれも素敵で、
シャガールの発想の豊かさ、デザインセンスの良さに驚きました。
まさに、今まで知らなかったシャガールに出会えた気分でした。

それにしても、
シャガールの絵はなぜあんなに魅力的なのか。
青や赤などの豊かな色使いに、夢見ているような宙に浮かんだ人物や動物達の絵。

背景に故郷ロシアの風景が必ず描かれているし、恋人や妻、自分までも絵の中に投影しているので
心象風景のようになっており、どれもシャガール本人の気持ち(魂)が入った絵だからかもしれませんね。

シャガールグッズも飛ぶように売れていました。
私も思わず買ってしまいました。


クリアファイル3つ。


ポストカードにボールペン。
特に、左のモンスターの絵が気に入りました。

さあ、次は九州国立博物館で開催中のゴッホ展へ行かねば!

くらよし絵画教室

福岡県小郡市の絵画教室、臨床美術教室(アートセラピー)。子ども、大人、親子対象。 絵画教室では絵を描く経験の積み重ねをすることで、表現が豊かになり、描きたいものが描けるようになっていきます。 臨床美術教室では、上手下手関係なく、楽しく創作活動をすることで脳がいきいき心が元気になります。 アートを生きる力に!

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