シャガール展
こちら、福岡市美術館前にある草間彌生さんのオブジェ、水玉のかぼちゃ。
一度見たら忘れられない強力なインパクトのある作品です。
っていうか、草間さん自身も彼女の作品同様、かなりインパクトのある方です。
草間彌生さんのホームページはこちら。
で、本題のシャガール展。
以前も大規模なシャガール展を福岡市美術館で見たことがありますが、
今回はシャガールをロシア美術史の視点から捉えての展示だったので、
新鮮な驚きと発見がありました。
今まで、単に幻想的だと思っていたシャガールの絵が、
実はキュビスムやフォーヴィスムなどの抽象的手法に
かなり影響を受けていたということがわかりました。
また、シャガールが手がけた、歌劇「魔笛」の舞台美術や衣装のイラストも展示されていました。
キラキラ光る布を貼ってコラージュされたイラストはどれも素敵で、
シャガールの発想の豊かさ、デザインセンスの良さに驚きました。
まさに、今まで知らなかったシャガールに出会えた気分でした。
それにしても、
シャガールの絵はなぜあんなに魅力的なのか。
青や赤などの豊かな色使いに、夢見ているような宙に浮かんだ人物や動物達の絵。
背景に故郷ロシアの風景が必ず描かれているし、恋人や妻、自分までも絵の中に投影しているので
心象風景のようになっており、どれもシャガール本人の気持ち(魂)が入った絵だからかもしれませんね。
シャガールグッズも飛ぶように売れていました。
私も思わず買ってしまいました。
クリアファイル3つ。
ポストカードにボールペン。
特に、左のモンスターの絵が気に入りました。
さあ、次は九州国立博物館で開催中のゴッホ展へ行かねば!
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